鹿児島県高校野球史

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1994(平成6年)樟南、夏の甲子園で県勢初の準優勝|福岡真一郎・田村恵らが活躍

第76回全国選手権大会は樟南が大健闘、県勢では過去最高の準優勝を果たした。福岡真一郎ー田村恵のバッテリーを中心とした樟南は決勝に進み佐賀商と対戦。樟南は二回に3点先取して好調に滑り出したが、九回に力尽きた。スコアは4-8。優勝旗には届かなかったものの、鹿商工から校名を変えた「樟南元年」を祝うにふさわしい快挙だった。
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枦山智博(鹿商工・樟南高校監督)

枦山智博(はぜやまともひろ)樟南高校元監督 高校時代の成績 1960(昭和35年) 第2回HG旗争奪大会 枦山は高校入学直後のHG旗争奪大会(現NHK旗争奪大会)から出場。ベスト4進出に貢献した。 【1回戦】...
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1993(平成5年)鹿商工が3季連続甲子園|甲子園で雨天コールド制す|春県大会で頴娃が初優勝

2年生エース福岡真一郎を擁する鹿商工がセンバツ8強 記念大会となった第65回センバツ大会には、例年より2校多い34校が出場。 鹿児島県からは昭和35年以来33年ぶりに1県2校が出場し、県民の期待は膨らんだ。期待にこたえるように...
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1992(平成4年)NHK旗で大口が初優勝|秋の九州大会は鹿実V、鹿商工4強

雨にたたられた第64回センバツ大会。郷土勢は平成になって初めて選考にもれ、出場校なし。 決勝は帝京(東京)と東海大相模(神奈川)の関東勢同士の対決。帝京が3-2で東海大相模の反撃を振り切って3度目の決勝戦をものにして初優勝した。東京...
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1991(平成3年)鹿実の黄金時代到来|春夏甲子園で連続8強|秋は大口がベスト4

この年、鹿児島実が第63回センバツ大会に連続出場しベスト8入り。さらに夏の甲子園でもベスト4に進出し”鹿実黄金時代”を現出した。県内の高校球界も燃え、あすへの希望を大きく膨らませた一年であった。 鹿実、甲子園3季連続ベスト8 ...
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1990(平成2年)鹿実、春夏甲子園でベスト8|武岡台初の決勝進出|鹿実、九州大会3連覇

このところ上昇気流に乗った県高校球界。この年は鹿実が九州大会で3連覇と史上初めての快挙を樹立したほか、センバツでベスト8入り。さらに夏の全国選手権でもベスト8に進出するなど存分に力を発揮した。 鹿実、センバツで初のベスト8 第...
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1997(平成9年)春は鹿玉龍が26年ぶり優勝|夏は鹿実が奇跡の大逆転劇|川内、宿願の九州大会初進出

前年は鹿児島実の初優勝にわいたセンバツ大会だったが、この年の第69回大会に鹿児島県勢は選考されなかった。決勝は天理(奈良)が中京大中京(愛知)に打ち勝って初制覇した。 春の県大会は鹿児島玉龍が26年ぶり優勝 春の九州大会予選は...